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参院選公示 令和初の国政選挙スタート 安倍政権の継続や消費税争点

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街頭演説する参院選の立候補予定者=3日午後、東京都内
街頭演説する参院選の立候補予定者=3日午後、東京都内

 第25回参院選が4日公示され、21日の投開票に向けて17日間の選挙戦がスタートした。令和初の国政選挙で、平成24年12月から6年半を超えた安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に対する評価が問われる。与野党は10月の消費税率10%への引き上げや、「老後資金2千万円」問題を受けた年金制度のあり方などをめぐって論戦に入る。

 参院の定数は3増の245で、今回は改選124議席(選挙区74、比例代表50)を争う。中央選挙管理会(総務省)と都道府県の選挙管理委員会で立候補を受け付け、午前11時現在で選挙区206人、比例代表145人の計351人が届け出た。28年参院選の候補者は389人。今回から比例代表で各党が優先的に当選させたい候補者を選べる「特定枠」を導入する。

 首相は勝敗ラインを「与党で非改選議席も含めた過半数」としており、自民、公明両党で53議席を獲得すれば達成できる。憲法改正に前向きな「改憲勢力」で、国会発議に必要な3分の2(164)以上の議席を確保できるかも焦点だ。

 立憲民主、国民民主、共産などの野党は32の改選1人区で候補者を一本化し、与党に対抗する。消費増税に反対し、老後資金で2千万円が必要とした金融庁金融審議会の報告書をめぐる政府対応などを追及する。

 4日午前、各党党首らは各地で第一声を上げた。

 首相は官邸で開いた九州などの大雨の関係閣僚会議に出席後、東日本大震災被災地の福島市を訪問、「(大阪での20カ国・地域首脳会議の際に)EU首脳と会談し、福島県の農産物と水産物の(輸入)規制緩和を約束してもらった」と実績を強調した。公明党の山口那津男代表は激戦の兵庫県で遊説をスタートした。

 立憲民主党の枝野幸男代表は東京・JR新宿駅前で「安倍政権が発足して6年半、本当に暮らしはよくなったのか」と訴えた。野党共闘に取り組む共産党の志位和夫委員長や、社民党の吉川元・幹事長も同駅前でそれぞれ演説した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は同党の現職と立憲民主の新人らが争う静岡県で第一声。日本維新の会の松井一郎代表はおひざ元の大阪市で、幸福実現党の釈量子党首は東京・JR有楽町駅前でマイクを握る。

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