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衆参本会議 代表質問 詳報

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衆院本会議で答弁中のヤジを笑顔で諌める安倍晋三首相=31日午後、国会(春名中撮影)
衆院本会議で答弁中のヤジを笑顔で諌める安倍晋三首相=31日午後、国会(春名中撮影)

 31日の衆参両院本会議で行われた各党の代表質問に対する安倍晋三首相の主な答弁は次の通り。

 【憲法改正】

 憲法は国の理想を語るもの。次の時代への道しるべだ。新しい時代の幕開けにあたって私たちはどのような国づくりを進めていくのか、この国の未来像について、骨太の議論を行うべきときに来ている。憲法改正は国会が発議し、最終的には主権者である国民が国民投票で決めるものだ。今後、国会の憲法審査会の場で各党の議論が深められ、国民的な理解も深まっていくことを期待している。

 【毎月勤労統計の不適切調査】

 厚生労働省の特別監察委員会は、より独立性を強める形で厳正に検証作業を進めている。今回のような事態が二度と生じないよう徹底して検証を行い、信頼を取り戻すことが何より重要だ。再発防止に全力を尽くすことで政治の責任をしっかりと果たす。

 国民にご迷惑をおかけする事態となったことを厳正に受け止め、厚生労働相をはじめ政務三役がけじめとして、就任時から1月分まで閣僚給与を自主返納するとともに、事務方も過去の担当部長などを含め、厳正な処分を行った。

 【消費税率引き上げ】

 消費税率の10%への引き上げは全世代型社会保障の構築に向け、少子化対策や社会保障に対する安定財源を確保するために必要だ。これまでも反動減などに対する十二分な対策を講じた上で、法律で定められた通り10月に現行の8%から10%に引き上げる予定であると繰り返しており、この方針に変更はない。

 【防衛力の整備方針】

 今、わが国を取り巻く安全保障環境は格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増している。必要なことは、わが国として自らを守る態勢を主体的・自主的な努力によって抜本的に強化し、自ら果たしうる役割の拡大を図っていくことだ。従来の延長線上ではない真に実効的な防衛力を構築するため、防衛力の質および量を必要かつ十分に確保し、従来とは抜本的に異なる速度で変革を図る。

 【日韓関係】

 施政方針演説では非難合戦のようになることは適切ではないと考え、韓国についての言及は、北朝鮮問題に関する連携のみにとどめた。2月末に予定される第2回米朝首脳会談に向け、米国・韓国と緊密に連携する。韓国駆逐艦によるレーダー照射事案は専門的・技術的観点から防衛当局間で協議が行われていたところだ。この事案に関する認識や今後の対応については、これまで、岩屋毅防衛相や防衛省が随時明らかにしている通りだ。

 【沖縄の基地問題】

 住宅や学校で囲まれ、世界で最も危険といわれる米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の固定化は、絶対に避けなければならない。今後とも沖縄の方々の気持ちに寄り添い、基地負担の軽減に全力を尽くす方針に何ら変更はない。政府としては現行の日米合意に基づき、普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現するため全力で取り組む。

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