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【5・3護憲派集会詳報】(7)共産党・志位和夫委員長「安倍政権もろとも9条改悪のたくらみ葬ろう」

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「5・3憲法集会」であいさつする共産党の志位和夫委員長=3日午後、東京都江東区の東京臨海広域防災公園(飯田英男撮影)
「5・3憲法集会」であいさつする共産党の志位和夫委員長=3日午後、東京都江東区の東京臨海広域防災公園(飯田英男撮影)

 〈民進党の大塚耕平代表に続き、共産党の志位和夫委員長が登場した。賛同者が多いようで、立憲民主党の枝野幸男代表に匹敵するぐらいの大きな拍手で迎えられた〉

 志位氏「熱い連帯のあいさつを贈ります。安倍首相は内政、外交ともにボロボロで、末期状態です。しかし、9条改憲だけは絶対に諦めようとしない。往生際が悪いですねえ。なぜか。この旗を捨てたら終わりになってしまうからです。そのとたんに内閣が瓦解(がかい)する。だから必死にしがみついている。それなら、皆さん、国民が引導を渡してやろうじゃありませんか」

 「安倍政権による9条改憲は許さない。この1点で力を合わせ、市民と野党の共闘を発展させて、安倍政権もろとも、9条改憲のたくらみを葬り去ろうじゃございませんか」

 「安倍政権の9条改憲、どこが問題か。私は3点、訴えさせていただきます。第1に、安倍首相は『9条に自衛隊を明記しても何も変わるところがない』と言いますが、真っ赤な嘘ですよ。それは、自民党が自分で作った9条の改憲の条文案で示されているじゃありませんか。9条2項の後に『前条の規定は自衛の措置をとることを妨げない』として自衛隊を明記すると言っている」

 「『前条の規定は妨げない』ということは、9条2項の制約は取り払うってことじゃないですか。海外での武力行使を禁止した9条2項の制約を取り払う。無制限の海外での武力行使に道を開く。こんな恐ろしいたくらみは断じて許すわけにはまいりません」

 「第2に、皆さん。安倍首相が書き込もうと言っている自衛隊というのは、いったいどんな自衛隊だろう。災害救援に汗を流している自衛隊じゃありません。安保法制によって集団的自衛権を行使する自衛隊です。長距離巡航ミサイルを持ち、空母を持ち、専守防衛をかなぐり捨てた自衛隊です。日報を隠蔽し、幹部自衛官が国会議員に罵詈(ばり)雑言を浴びせる、文民統制を踏みつけにしている自衛隊です。こんな組織を憲法に明記させていいんでしょうか。断じてノーではありませんか。今なすべきは、憲法違反の安保法制をきっぱり廃止し、戦争する軍隊への変質を許さない。ここにあるのではないでしょうか」

 「第3に、皆さん。だいたい、あの安倍首相に憲法を語る資格があるんでしょうか。秘密法、安保法制、共謀罪。憲法をここまでないがしろにしてきた政権は、戦後かつてありません。隠蔽、改竄(かいざん)、捏造(ねつぞう)。国民に嘘をついて恥じない政権も見たことないですねえ。この政権に憲法を語る資格なんかない。安倍首相がやるべきは憲法を変えることじゃない。内閣総辞職ではないでしょうか」

 「最後に、皆さん。朝鮮半島では、歴史的な平和の激動が起こっています。南北首脳会談で合意された板門店宣言には、完全な非核化と、年内の朝鮮戦争の終結が明記されました。心から歓迎したいと思いますし、そして、米朝会談の成功をみんなで求めようじゃありませんか」

 「皆さん、安倍首相は北朝鮮の問題を『国難』とまで言い募って、それを利用して改憲をやってきたけど、しかし、情勢の大変動が起こっているじゃありませんか。今、変えるべきは、世界に誇る憲法9条じゃありません。この9条を生かして、平和、協力、繁栄の北東アジアをつくる。そのための平和外交こそ求められているんじゃないでしょうか。皆さん、明るい兆しが見えてまいりました。力を合わせて、頑張り抜こうじゃありませんか」

=(8)に続く

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