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千葉・市川市長選 再選挙は4月22日の見通し 異議申し出を棄却

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千葉・市川市長選 再選挙は4月22日の見通し 異議申し出を棄却

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 再選挙が行われることになった千葉県の市川市長選をめぐり、市選挙管理委員会は20日、選挙の効力に関する異議申し出を棄却したと発表した。今後、順調に展開すれば4月22日に再選挙が行われる見通しだ。

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 市長選などをめぐって元市議の石崎英幸氏が昨年11月29日、(1)中間発表の票の出方が不自然だった(2)市長選で、ある候補の票の束が別の候補の束に混入していた(3)市議補選で、数千票が開票現場から移された-など不可解な点があったとして異議申し出を行った。また、大学名誉教授の武内成氏も異議申し出書を提出していた。

 市選管は19日、(1)中間発表に関しては開票作業の進捗にばらつきがあったが、所定の時間に得票数を機械的に発表した(2)得票数集計後、ある候補の票の束が投票積載台の別の候補の場所に誤って置かれたが、得票数に影響はなかった(3)従事者が大量の白票などをステージ上の第2審査係に運んだが、瑕疵(かし)はなかった-などとして、異議申し出を棄却する決定を行った。

 一方、開票作業については、(1)人数、配置などを見直す(2)ビデオカメラで記録し、必要に応じて検証を行う-などの改善を行う。

 市選管は19日、決定書を異議申し出人に交付した。不服がある場合は21日以内に文書で県選管に審査を申し立てることができる。

 石崎氏は「市選管の組織防衛的な文章と感じたが、改善点が示されたことは評価している。今後のことは支援者らの意見を聞いて判断する」、武内氏は「決定書をじっくり読んで判断したい」とコメントした。

 市長選の再選挙については審査申し立てなどがなかった場合、4月15日告示、22日投開票とすることを決定した。

 市選管は「異議申し出を厳粛に受け止め、開票作業を改善する。市長不在が続き、市民から不安の声が上がっているので再選挙の日程を決めた。審査申し立てが行われた場合、投開票日を改めて審議する」と説明している。

 市長選では5人の候補者が法定得票数(有効投票総数の4分の1)に達せず、再選挙が行われることになった。異議申し出により、市選管は投票用紙の再点検や職員らへの聞き取り調査などを行った。