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【都議会代表質問速報(2)】国政新党立ち上げに「思いはこの瞬間も別のところではないか」 自民都議が小池百合子氏の政治姿勢を追及

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国政新党立ち上げに「思いはこの瞬間も別のところではないか」 自民都議が小池百合子氏の政治姿勢を追及

都議会代表質問速報(2)更新
東京都議会の代表質問に耳を傾ける小池百合子東京都知事=26日午後 1/1枚

 代表質問が行われている東京都議会本会議は26日夕、公明党に続き自民党の秋田一郎氏が質問に立った。小池百合子知事が国政新党「希望の党」を立ち上げ、自ら代表に就任することを表明したことなどを引き合いに、二元代表制への思いや小池氏の政治スタンスをただした。

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 冒頭、初当選した平成13年当時を振り返り「石原慎太郎知事は国も恐れる存在だった」と切り出した秋田氏。議会と石原知事との関係を「ただの追認機関にはなっていなかった」とし、ともに取り組んだ都職員の労使交渉問題を例に挙げながら二元代表制のあるべき姿を熱弁した。

 その上で、築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転問題で、小池氏のブレーンを務めた都顧問の小島敏郎氏が、9月下旬に都民ファーストの政務調査会事務総長に就任したと指摘。秋田氏は「都議会第一党の政策立案者に、知事自らの側近を送り込んだ」と厳しく批判し、「都議会は知事に対するチェック機能を果たせるのか」と疑問を投げかけた。

 さらに小池氏が国政新党「希望の党」を立ち上げたことを受け、秋田氏は「知事の思いがこの瞬間も別のところにあるのではないか」と危機感を示すと、マックス・ヴェーバーの著書「職業としての政治」から政治を行う者は権力を求めるというくだりを引用し、都政への取り組み姿勢をただした。

 これに対し小池氏は「知事と議会はときに協調、緊張関係の中で互いに都民の代表として切磋琢磨(せっさたくま)していく。議会が都政の課題をしっかりチェックすることこそ、都民のための二元代表制になる」と述べた。「50年後、さらにその先の東京を見据えた都政が必要だ」と都政運営での協力を求めた。

 小島氏の就任については、「行政に精通し、法曹資格を有していることなどがあり、党からお願いしたと聞いている」と強調し、「有能な人材を得たことで、都政の立役者になると期待している」と述べるにとどめた。