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東京新聞・望月衣塑子記者が産経記事「リーク」発言を撤回 官房長官会見で「まず初めに」と切り出して一方的に…

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東京新聞・望月衣塑子記者が産経記事「リーク」発言を撤回 官房長官会見で「まず初めに」と切り出して一方的に…

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東京新聞の望月衣塑子記者が出席した記者会見で、記者を指さす菅義偉官房長官=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影) 1/2枚

 東京新聞社会部の望月衣塑子(いそこ)記者は15日、首相官邸報道室が東京新聞に注意喚起した文書を報じた産経新聞の記事を「官邸からのリーク」と発言したことについて、菅義偉官房長官の記者会見の場を使って「(文書は内閣記者会に常駐する)全社に出していて誤りだった。撤回して謝罪したい」と述べた。

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 望月記者はその後、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関し「(発射準備情報を)国民に事前に知らせることはできないのか」などと矢継ぎ早に質問。菅氏は「パニックを起こす危険性はないか。いろいろなことを考えて責任をもって対応している」と述べるにとどめた。

 産経新聞社は14日、望月記者が同日の官房長官会見で「産経新聞になぜかリークとして(注意文書の)記事が出た」と発言したことを受け、「事実無根で看過できない」として撤回を求める抗議文を東京新聞編集局長宛てに送付していた。

 望月記者と官房長官のやりとりの詳報は次の通り。    

 望月記者「まず初めに昨日(14日)、質問のところで、官邸広報室(正しくは首相官邸報道室)が出した注意文書について『官邸が産経にリーク』と質問してしまったが、(内閣記者会に常駐する)全社に出していたということで誤りだった。撤回して謝罪したいと思う」

 望月記者「今日の(北朝鮮の)ミサイル発射だが、昨日の時点で米NBCテレビが米軍高官の話として、北朝鮮が48時間以内にミサイルの移動をして、発射準備を行っているという報道が出た。これに基づいて、各記者団が小野寺五典防衛相にぶら下がっている。前回も前々回もそうだが、米国や韓国筋の情報としては出てくるものの、日本政府からの発射準備という情報が…」

 《ここで官邸報道室担当者が「簡潔にお願いします」と注意した》

 望月記者「情報が出ていない。先ほど長官がおっしゃったように平和安全法制、(特定)秘密保護法、テロ等準備罪(を新設した改正組織犯罪処罰法)の3点セットができたことで、機微情報が入るようになったとお話ししているが、やはり昨日の時点でも、政府の公式な見解で、発射準備の情報が来ていない。これはどういうことなのか。情報としてあったのか、あったけれど出せないということであれば、当日の、今朝のJアラート(全国瞬時警報システム)で聞いたという国民が大多数だったと思うが、もっと事前に知らせることができないのか、日本政府として」

 菅官房長官「国民の生命、財産、そして平和な暮らしを守るのは政府の役割だ。そのために何が一番大事であるのか、そうした中で政府は常日頃から情報収集、分析に努めている。具体的な内容や分析については控えたいと思う」

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  • 記者会見に臨む菅義偉官房長官=15日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)