産経ニュース for mobile

【小田原市ジャンパー問題】「不正受給はクズ」ジャンパー10年着用で加藤憲一市長がHPでお詫び「不正受給の可能性すべての受給者にあるかのような不適切な表現」

記事詳細

「不正受給はクズ」ジャンパー10年着用で加藤憲一市長がHPでお詫び「不正受給の可能性すべての受給者にあるかのような不適切な表現」

小田原市ジャンパー問題更新

 神奈川県小田原市で生活保護受給者の自立支援を担当する市職員ら64人が、英語で「不正受給はクズだ」などとプリントされたジャンパーを着用していた問題で、加藤憲一市長は23日までに、同市公式ホームページに「お詫び」を掲載した。

<< 下に続く >>

 掲載されたのは「生活保護における不適切な行為についてのお詫び」とする加藤市長名の文書で20日付。文書では、「市職員として配慮を欠いた不適切な行為であり、許されるものではありません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 加藤市長はこの中で経緯などについて説明を行い、「不正受給の可能性があたかもすべての保護受給者にあるかのような認識をもたれる不適切な表現が記されたジャンパーを製作し、市民の前で着用していた事実、10年にわたってこのジャンパーが着用され続け、その行為に対する内部で異論が出てこなかった」と問題視。

 「生活保護制度を利用する権利を抑制することにつながるのではないかという当たり前の感覚が欠如していた」と結論づけた。

 市によると、ジャンパー左胸部分に「HOGO NAMENNA」(保護なめんな)とするエンブレムがあり、一部職員がジャンパーを着て受給者宅を訪問していた。市は使用を全面禁止とし、担当部長ら7人を厳重注意処分とした。

 市によると、平成19年7月、生活保護の受給資格を失った男が市役所で、職員をカッターナイフで切り付けた事件を機に当時の職員の発案でジャンパーは製作された。背面には「不正受給して市民を欺くのであれば、あえて言う。そのような人はクズだ」などと英語で書かれていた。

プッシュ通知