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【民進党代表選】前原誠司元外相の“登板”予定は?「まだブルペンで投球練習の段階…」 「凌雲会」没落の危機 グループの足場固めすら苦慮

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前原誠司元外相の“登板”予定は?「まだブルペンで投球練習の段階…」 「凌雲会」没落の危機 グループの足場固めすら苦慮

民進党代表選更新

 民進党の前原誠司元外相が率いる党内グループ「凌雲会」が没落の危機に直面している。前原氏は党代表選(9月15日投開票)に出馬する意向だが、グループ内でも前原氏を支持する動きは弱く、立候補に必要な20人の推薦人の確保に苦慮。これまで連携してきた細野豪志元環境相からは三くだり半を突きつけられ、旧民主党政権で絶大な勢力を誇っていたグループは曲がり角を迎えている。

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 「まだブルペンでピッチング練習をしている段階。いろんな方にヒアリングし、仲間と相談しながら判断したい」。10日、記者団に代表選への対応を問われた前原氏は、自身を野球の投手になぞらえ、候補者として「マウンド」に立つ準備が完全にはできていない状況を説明した。

 前原氏はこの日、党内グループ「素交会」を率いる大畠章宏元国土交通相と国会内で会談。9日には旧社会党系グループを束ねる赤松広隆前衆院副議長に支援を求めるなど、出馬に向けて環境整備を進めている。

 ただ、ここにきて弱気な一面を見せ始めたのは「約20人のグループで推薦人になるのは数人程度」(党中堅)という厳しい現実に直面しているからだ。共闘できると踏んでいた元凌雲会の細野氏が、党内主流派を支持基盤とする蓮舫氏の支援に傾く誤算も重なり、「細野氏が凌雲会を切り捨てた」(中堅)との恨み節も出ている。

 凌雲会は旧民主党政権時代、仙谷由人、枝野幸男両氏を官房長官に送り込み、前原氏も外相などを歴任。一時は50人近くが所属するグループとして権勢を振るっていた。しかし、枝野氏は現在、幹事長として岡田克也代表の路線を支え、次期代表選では蓮舫氏を支持。党内では「前原氏が代表選に出馬できなければ、凌雲会の存在自体が厳しくなる」(閣僚経験者)との見方も出ている。

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