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【参院選・奈良】自民新人・佐藤啓氏、野党統一候補の民進現職破る…「アベノミクス前へ進めてほしいとの期待感じた」

参院選2016特集

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自民新人・佐藤啓氏、野党統一候補の民進現職破る…「アベノミクス前へ進めてほしいとの期待感じた」

参院選・奈良更新

 大阪に通勤・通学する「奈良府民」を中心とした無党派層の取り込みがカギとなった奈良選挙区(改選数1)では、若さを武器に徹底した組織戦を展開した自民新人の佐藤啓氏(37)が、野党統一候補の民進現職、前川清成氏(53)ら3人との戦いを制し、初当選を決めた。

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 「アベノミクスをさらに前へ進めてほしいという期待を感じた。高齢者から若い世代まで幅広い支持をいただいた」。10日夜、佐藤氏は早々と当選確実の一報を受け、奈良市内の事務所で支持者らと万歳三唱して満面の笑みを見せた。

 公明のほか約180の業界団体から推薦を受け、強固な組織力を背景に勢いに乗った佐藤氏。知名度アップが課題だったが、駅立ちに加え、国会議員や県議らと支援団体回りを重ねた。

 一貫して優位に展開した選挙戦に、自民県連幹部は「今までにないほど組織全体が動いている」としつつ、終始陣営を引き締めた。高市早苗総務相など党幹部が相次いで来県し、野党統一候補への「野合」批判を強め、「安定した自公政治」をアピール。佐藤氏も子育て支援を訴え、幅広い層から支持を得た。

 一方、3選を目指した前川氏。改憲阻止を前面に打ち出したが、支持団体の連合奈良は共産との選挙運動に距離を置く立場とあって支持が広がらなかった。10日夜、奈良市内の事務所で支援者らを前に謝罪し、「改憲勢力が3分の2以上を占めれば、この国の将来が心残りでならない」と悔しさをにじませた。

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