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「ニコ超会議」に与野党5党が参加 痛車、ラーメン、キャラ投入… 若者支持取り込みへ必死のアピール

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「ニコ超会議」に与野党5党が参加 痛車、ラーメン、キャラ投入… 若者支持取り込みへ必死のアピール

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 動画サイト主催のイベント「ニコニコ超会議2016」が29日、千葉市の幕張メッセで行われ、自民、民進、公明、共産、生活各党がブースを出展した。昨年は民主党(当時)のみの出展だったが、今年は5党に増えた。夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられる見通しで、各党とも「ネット世代」の若者の支持を得ようとさまざまなイベントを実施した。

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 ニコ超会議に2年ぶりに参加した自民党は、街宣車を会場に持ち込み、来場者が街頭演説を体験できるコーナーを設置した。アニメファンの来場者が多いことを意識してか、車両はアニメ風の戦国武将をあしらった「痛車」仕様とした。

 会場には、参院選比例代表候補をインターネット投票で選ぶ「オープンエントリー」の参加者も来場した。党の特設サイトで行われている投票の締め切りは5月9日で、追い込みの時期にあたる。駆け付けた茂木敏充選対委員長は街宣車の上で「皆さんのネットの1票で候補者が決まります」と投票を呼び掛けた。茂木氏の“模範演説”に続いてエントリーメンバーもそれぞれ演説し、支持を訴えた。

 街宣車の脇では、アベノミクスの「三本の矢」にちなんだ流鏑馬(やぶさめ)ゲームも実施。列が絶えることはなかった。

 旧民主党時代を含め4年連続の参加となった民進党は、枝野幸男幹事長が来場した。「普段、政治に関心を持っていない方に、ちょっとでも関心を持っていただくのがニコ超会議に毎年参加している目的だ」と語る枝野氏。ブース内に有名ラーメン店を出店させるなど、確かに政治と関係のないもので来場者を“釣る”作戦に出た。

 注目を集めたのは旧民主党公認のゆるキャラだった「民主くん」。3月の民進党発足に伴い、非公認キャラに転落した民主くんは、引退か民進党公認かを賭けたゲームに挑戦した。だが、ゲームに敗北し、枝野氏は引退を宣告。今後「再就職先」を探すことになるという。

 公明党は党のイメージキャラクター「コメ助」を投入した。同党はコメ助が登場するスマートフォン用ゲームアプリを配信しており、会場では大画面でゲームの体験が可能。コメをイメージした「コメ助」の白さを活用したプロジェクトマッピングも実演し、足を止める来場者の姿が多く見られた。

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