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野党統一候補になったばかりの岩手・主浜氏 「介護のため両立難しい」と異例の立候補取りやめ、政界引退 達増知事の政策秘書擁立含みか

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野党統一候補になったばかりの岩手・主浜氏 「介護のため両立難しい」と異例の立候補取りやめ、政界引退 達増知事の政策秘書擁立含みか

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 岩手県内の野党4党が7月の参院選岩手選挙区(改選数1)の統一候補で合意したばかりの現職、主浜了氏(66)=生活の党と山本太郎となかまたち副代表=が27日、今期限りの勇退を表明した。合意からわずか2週間、突然の表明は県政界に大きな驚きを持って迎えられた。

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 「深刻な症状の家族を抱えた中で、介護と政治活動の両立は難しくなった」。盛岡市内の生活の党県連で記者会見した主浜氏は勇退の理由をこう説明した。最終的に決断したのは25日だったことを明らかにした。

 後継については「意中の人に打診し、内諾を得た」としたが、実名は明かさなかった。有力候補は達増拓也知事の政策秘書、木戸口英司氏(52)で、産経新聞の取材に「いずれ、しかるべき時に話をする」と出馬を否定しなかった。

 現職を軸にした統一候補はこれで白紙。民進党県連の高橋元(はじめ)代表代行は「ゼロからの出発になる」、共産党県委の菅原則勝委員長も「もう一度最初からだ」とし、28日の野党の実務者協議は連休後に延期された。 岩手選挙区はこれまでに自民党の田中真一氏(49)、共産党の吉田恭子氏(35)幸福実現党の石川幹子氏(50)の3新人が出馬表明しているが、主浜氏の勇退で選挙の構図が定まるまで時間がかかりそうだ。