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民進・山尾志桜里氏、安倍首相に「逃げるな」…でも自身の疑惑にはダンマリ 「逃げてるのは自分じゃないか」とやじも

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民進・山尾志桜里氏、安倍首相に「逃げるな」…でも自身の疑惑にはダンマリ 「逃げてるのは自分じゃないか」とやじも

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 民進党の山尾志桜里政調会長が5日の衆院本会議で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案に関する質疑に立った。同党が提出した安全保障関連法の対案の審議に関し、安倍晋三首相に威勢良く「逃げるな」と攻め立てた山尾氏。だが、自身に浮上している「政治とカネ」の問題については、発覚から1週間近くたったこの日もダンマリを決め込んだ。

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 山尾氏は本会議で「私たちは政権を担うことのできる新たな政党となるため、民進党として新たな一歩を踏み出した」と宣言。安保関連法の対案について首相に「なぜ審議から逃げるのか」と迫った。自民党が平成24年の衆院選の公約に基づき「TPPへの交渉参加に反対」とのポスターを掲示したことを「首相のウソ」とも断じ、「国民に真摯に向き合って」と求めた。

 これに対し、首相は「新しく政調会長となった山尾氏のご活躍を期待している」とエールを送った。

 激しく首相に迫った山尾氏だが、24年の政治資金収支報告書で個人からの寄付の上限額を超えた額を記載したことや、230万円分のガソリン代を計上したことが問題視されている。説明を回避し続ける山尾氏の質問中には「逃げているのは自分じゃないか!」「説明責任を果してから言ってくれ!」との激しいやじが飛んだ。

 山尾氏は今週中に記者会見で詳細を説明する予定だが、本会議後は記者団に「近々説明するので、少しお待ちください」と述べるにとどまり、真摯に向き合うことはなかった。