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【「赤旗」庁舎内勧誘】「議長は読むのが当たり前だ」 中立性疑われる勧誘にメス

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【「赤旗」庁舎内勧誘】「議長は読むのが当たり前だ」 中立性疑われる勧誘にメス

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 共産党議員らによる同党機関紙「しんぶん赤旗」の地方自治体庁舎内での勧誘は、慣例化が指摘されてきた。青森県大鰐町の調査の契機となる陳情を送付した福岡県行橋市の小坪慎也議員は「地方公務員法の『政治的中立性』に疑念を持たせかねない」と訴える。小坪氏とは縁がない大鰐町議会と熊本県荒尾市議会の動きは、問題意識を持った地方議員が各地に潜在する実態を浮き彫りにした。

 荒尾市議会前議長の島田稔市議は産経新聞の取材に「荒尾市でも幹部が赤旗を読まされる慣例があった。私も議長時代に頼まれて購読した」と証言する。途中で日曜版だけの購読に変えると、共産党関係者から「議長は赤旗を読むのが当たり前だ」と迫られたという。島田氏は「自らの体験と市幹部の『困った』との声を受け、請願を採択しなければいけないと思った」と語る。

 また、神奈川県鎌倉市は自民党市議の指摘を受け、4月から赤旗を含む政党機関紙の庁舎内での購読・配布を禁止した。自民党も6月、「議員の立場を利用して半ば強制的に地方公務員に購読させるのであれば看過できない」として、各都道府県連に赤旗勧誘の実態把握を求める通達を出した。(内藤慎二)

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