TPP着実実施をリード 日NZ首脳が確認
更新 sty1909190007
安倍晋三首相は19日午前、ニュージーランドのアーダン首相と官邸で会談した。両国が参加する環太平洋連携協定(TPP)の着実な実施に向け、国際社会をリードしていく方針を確認した。「戦略的協力パートナーシップ」の推進でも一致した。

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両首脳は会談後の共同記者発表の際、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で両国の代表チームが着用するジャージーを交換。南シナ海情勢に懸念を表明する共同声明も発表した。
安倍首相は会談冒頭で「両国関係をより一層、高みに引き上げたい。自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて協力したい」と述べた。アーダン氏は「同じような考えを持つ国同士として関係を深めたい」と応じた。
アーダン氏は首相就任後の昨年6月に長女を出産、産休を取り話題になった。