産経フォト for mobile

もう一つの五稜郭に熱視線 長野、ドローンで全景俯瞰

遺跡・建造物

もう一つの五稜郭に熱視線 長野、ドローンで全景俯瞰

更新 sty1806270006
 小型無人機ドローンで上空から撮影した「龍岡城五稜郭」。現在、敷地内には小学校がある=2017年12月、長野県佐久市(堀内組提供)  小型無人機ドローンで上空から撮影した「龍岡城五稜郭」。現在、敷地内には小学校がある=2017年12月、長野県佐久市(堀内組提供)

 北海道函館市の名所とは異なる「もう一つの五稜郭」として長野県佐久市の「龍岡城五稜郭」が注目を集めている。函館のような展望タワーがなく、直接俯瞰できなかった状況を一変させたのは小型無人機ドローン。築造から約150年の時を経て、星形城郭の全景が身近な技術で見えるようになった。

 「龍岡城五稜郭」の標識。地上から見ても全体像は分からない=15日、長野県佐久市
画像を拡大する
 「龍岡城五稜郭」の標識。地上から見ても全体像は分からない=15日、長野県佐久市フルスクリーンで見る 閉じる

 龍岡城五稜郭は周辺を治めていた田野口藩の藩主・松平乗謨が1867年(慶応3年)に築造。西洋技術を用いた星形城郭の「五稜郭」と称されるのは函館と共通する一方、面積は4分の1程度にとどまり、戦乱の舞台ともならなかったため知名度もいまひとつ劣る。

 観光の上で決定的に異なるのは、函館の「五稜郭タワー」のような展望施設がない点。城郭を見渡すなら近くの山中の展望台に登るしかないが、角度が真上からではなく、最も特徴のある星形の形状が一部はっきりしない。地元住民によると、かつて国政選挙で「タワー建設」とぶち上げた候補もいたが、落選して実現には至らなかった。

瞬間ランキング

話題スゴい! もっと見る