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"20代の挑戦" 叶枝心さん ネクスト声優甲子園

更新 sty1511130013
叶枝心さん(本人提供) 叶枝心さん(本人提供)
叶枝心さん(本人提供)
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 次世代声優アーティストを目指す未来のスターたちがライブメディア「SHOWROOM」に集結し、頂点を目指す「ネクスト声優甲子園8」が6月12日から7月12日まで開催された。

 各参加者はライブ配信を通じて視聴者の応援をポイントとして集め、一定ポイントごとに、定められた“公約”を果たしたり、雑誌やラジオ出演などの特典を獲得。このイベントで、110万ポイントに到達、先着一名の「産経フォト出演権」を得た叶枝心さんを紹介する。

 叶枝心さんは2月24日生まれ、福島県中通り出身。

 子供の頃からマンガが好きで、「小学校3年生から高校1年生まで美術を習っていて、今でもイラストを描くのは得意です。当時ストーリーマンガを書きためていたノート10冊は今でも宝物ですね」と話す。

叶枝心さん(本人提供)
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 マンガやアニメに関わる職業として、声で表現する声優という職業に憧れを強めながらも、家政学科に在籍した短大を卒業した後は埼玉県内で就職し、保育にたずさわる。

 大きく夢に向かって動き始めたのは4年前。「20代までしかできないチャレンジをしたい、というのが実際に動き始めるきっかけでした」声優になるための専門学校に入学。現在も在籍して勉強を続けつつ、コスプレイヤーなどとしても活動を行っている。「両親には最初は心配されましたが、今は『今しかできないんだからがんばりなさい』って応援してもらっています」と話す。

叶枝心さん(左、本人提供)
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 SHOWROOMでの配信は今年5月から開始。「いろんなオーディションを受けるなかで、そういうのがあると小耳に挟んで」飛び込んだ世界だが、多ければ日に2、3枠配信する熱心な活動と、「仕事の合間にトイレから見てくれる人もいる」という人気で6月には早くも公式に認定。「こころのリスナー」こと「ココリス」と呼ばれる多くの熱心なファンは「ツイッターで呟いたりすると、5分以内に反応を頂いたりするんです。今は独り暮らしですから、家族みたいですね。そのうち焼き肉しよう!って話しています」

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 配信内容はフリートークや歌、中でも人気は家政科仕込みの手作り料理の配信だ。「生地から作るラザニアとか、パスタも麺から作ります。作るのも食べるのも好きですよ」しかし途中で配信に夢中になりすぎてリスナーから「フライパン大丈夫?」とコメントで注意を促されることも。和気藹々としたやりとりが伝わってくる。 ちなみに“20代の挑戦”として始めた声優への活動だが、「もし30歳になったらどうするの?」という問いには「結婚して、お嫁さんですかね」という答え。お料理上手のお嫁さんなら引く手あまた間違いない。

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 「応援してもらっているおかえしに、今後はオフ会も含めて、リスナーさんの楽しめるイベントをいろいろ考えています。みんなが喜んでくれるような楽しい配信にしたいですね」と意気込んでいる。
(文: 写真報道局 荻窪佳)

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