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クジラ解体ショー情報求む 「昭和の風俗」、難航

2018.10.19のニュース

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クジラ解体ショー情報求む 「昭和の風俗」、難航

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 小型のクジラをさばいて販売する「解体ショー」が1970~80年代に頻繁に開催されていたことを記録に残す取り組みが、近代捕鯨発祥の地をうたう山口県下関市で続いている。国際的な反捕鯨の機運の高まりなどで姿を消し、資料が集まらず難航。同市の団体は「昭和の風俗の一つ」だとし、情報提供を呼び掛けている。

 下関市の委託を受けてクジラに関する文化などを研究する下関鯨類研究室が5年前からショーについて調査。石川創室長(58)によるとコビレゴンドウなど体長4メートルほどのクジラを解体し、その場でポリ袋に詰めて販売した。当時は小型クジラの市場価値が低く、鯨肉業者がスーパーなどでの販促目的で企画したことが始まりとみられる。

 当時の関係者や参加者の記憶を頼りに情報を集める石川室長は「解体ショーは昭和の文化の一つだったがほとんど記録されておらず、全容の把握が難しい。些細なことでも情報提供をお願いしたい」と訴えている。連絡先は同研究室、電話083(250)8307。

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