近大が「情報学部」新設へ…プレステ開発の久夛良木氏が学部長に

近畿大学東大阪キャンパスに建築予定の「情報学部棟」(近畿大学提供)
近畿大学東大阪キャンパスに建築予定の「情報学部棟」(近畿大学提供)

 近畿大は12日、令和4年度に先端的なIT(情報技術)の人材育成に特化した「情報学部」を新設すると発表した。ITエンジニアの不足を見据え、社会ニーズにこたえられる情報技術者を産学官連携で育てる。

 近大の新学部創設は、平成28年の国際学部以来6年ぶり。情報学部は15番目の学部で、定員は330人。大阪府東大阪市の東大阪キャンパスに開設する。

 新設される情報学部棟には研究室のほか、コンピューターゲームの腕を競う「eスポーツ」ができる空間、多様な授業形態に即したサロンを設ける。情報分野における幅広い専門技術を学べるようにし、システム設計やプログラミング能力、英語コミュニケーション能力などを身につけるカリキュラムを組むとした。

 学部長にはソニー・コンピュータエンタテインメント社長などを歴任し、家庭用ゲーム機「プレイステーション」を開発した久夛良木(くたらぎ)健氏が就任する予定。

 この日のオンライン会見で、久夛良木氏は「好奇心旺盛な学生に集まっていただき、次の未来を一緒に作っていきたい」と抱負。細井美彦学長は「優秀な人材を送り出せるよう、時代に即した教育を行う」と話した。

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