公立高後期 6570人挑戦 1日目 群馬

 群馬県内の全日制公立高校とフレックススクール計64校の令和3年度後期選抜入試が9日始まり、国語、数学、社会の学力検査が行われた。後期募集人員6358人に対し6570人が受験し、欠席者などを除いた実質的な倍率は1・03倍だった。

 県教育委員会によると、受験の取り消し・欠席者は45人。体調不良などによる別室での受験者は26人だった。新型コロナウイルスの感染が確認された家族の濃厚接触者だが陰性、家族がPCR検査を受けているが無症状などの受験者は別室で受けた。10日は理科と英語の学力検査が行われる。

 9日に実施された3科目の傾向は以下の通り。

■国語

 大問は6問、小問が22問で、基礎的な内容を中心に応用力も踏まえた出題で国語の力を総合的に問う内容となった。問題傾向と難易度は例年と大きな違いはないという。大問6は読みやすさを考え2ページに増やしたうえ、180字以内での記述については、自分の考えを書かせることで表現力を問うた。

 大問1は説明文、2は文学的文章、3は古文、4は漢文で、5は漢字の読み書き。6は言語活動に関する出題。平均点は60~65点(昨年65・2点)を想定している。

■数学

 計算スペースを確保するとともに図を大きく表示。問題冊子は昨年同様に例年の3ページから7ページに増やした。大問2以降は、それぞれ1ページずつ配置した。

 大問は昨年と同じ6問。小問が2問増の27問で、「基礎から応用まで幅広く力を問う内容」となった。知識、技能を身につけるのみならず、学んだ事柄を自分自身で振り返ったり、導いた答えがなぜ正しいのかについて、根拠を示す力が大切との意図で出題した。

 大問1は基礎的な問題、2は基本的な図形、3は連立方程式を用いた問題で、4は作図力などが問われた。想定平均点は50点(昨年48・8点)。

■社会

 大問は昨年と同じく7問で、小問は2問減の37問だった。図や写真、統計などを用いて、読み解く力を幅広く問うた。

 大問1は、東日本大震災10年を迎えることもあり、宮城県を題材にした。2は東京都の渋谷区と八王子市の比較。3の世界地理は豪州が題材。4は県内の歴史。5は近現代史で、6、7は公民、6は経済分野、7は人権絡みの出題だった。想定平均点は50~55点(昨年52・8点)。

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