写真甲子園3連覇の実力!! 和歌山・神島高写真部が展示

展示されている作品の一つで、熊野本宮大社の大鳥居前で叫ぶ女子生徒(和歌山県立神島高校写真部提供)
展示されている作品の一つで、熊野本宮大社の大鳥居前で叫ぶ女子生徒(和歌山県立神島高校写真部提供)

 平成29年から令和元年まで写真甲子園で3連覇した和歌山県立神島高校(同県田辺市)写真部の写真展が、JR紀伊田辺駅前の市街地活性化施設「tanabeen+(たなべ えんぷらす)」で開かれている。昨年秋、京都市内で写真家らが出展するイベントで熊野古道や周辺の作品を展示し、高い評価を受けたものの、新型コロナウイルスの影響で部員らが現地に行けなかった。地元でも開催して部員を元気づけようと、まちおこしグループの尽力で実現した。

 国内外の写真家の作品が寄せられる「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」の関連イベントが昨年9月18日~10月18日、京都市内で開催され、神島高写真部は熊野古道や周辺をとらえた写真28点を展示した。

 写真は写真部員と卒業生の作品で、熊野本宮大社の大鳥居を背景に叫ぶ女子生徒や、深いしわが刻まれた女性のアップ、日が差し込むキッチンでの家族の姿などを撮影。写真展の地元開催に努力したまちおこしグループ「熊野古道継(つなぐ)ユニット」代表の吉田耕司さん(67)=同県上富田町=によると、主催者側から「これを高校生が撮れるのか」と驚きの声が聞かれたという。

 しかし、部員は新型コロナの感染防止のため会場に行けず、開催の様子を見ることができなかった。

 このため、グループが「tanabeen+」を運営する「南紀みらい」と協議し、1階のカフェでの写真展開催が実現した。

 吉田さんは「写真は京都で高い評価を受けたのに、部員や地元の人たちが見られないのは残念だった。今回の地元開催が部員の励みになれば」と話している。

 無料。午前10時~午後7時。10日まで。

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