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「従軍」なくても不適切、慰安婦記述自体を教科書では削除を つくる会が申し入れ

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文部科学省=東京・霞が関
文部科学省=東京・霞が関

 政府が「従軍慰安婦」の表現は不適切とする一方、「慰安婦」との表現を適切とした答弁書を閣議決定したことについて、教科書への掲載を不適切と訴えてきた「新しい歴史教科書をつくる会」は14日、「(どちらの表現でも)マイナスの教育効果は実質的にほぼ変わらない」とし、慰安婦の記述自体を削除するよう求める申し入れ書を文部科学省に提出した。

 「従軍慰安婦」などの記述をめぐる是非は、これまで中学校や高校の教科書検定が行われるたびに議論となっており、つくる会は申し入れ書で今回の政府見解を「自虐史観に関わる重要な問題の一角が崩壊した」と評価した。

 一方で「慰安婦」の表現について、政府見解とは異なる「性奴隷説」「強制連行説」を唱える学者らも、近年は主張内容を変えることなく使っていることを指摘。現状では「『従軍慰安婦』も『慰安婦』も実質的に同じ」と訴え、むしろ答弁書を根拠に教科書の「慰安婦」記述掲載が正当化されることを懸念した。

 さらに「戦場の性」に関する話題を教科書に載せ、当時の状況や背景などを知らない中高生に教えること自体を「不当」とした。

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