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アビガン備蓄3倍に 新型コロナ対策で政府

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新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(富士フイルム富山化学提供)
新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(富士フイルム富山化学提供)

 新型コロナウイルス感染症の治療効果が期待されている新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、政府が現在の約3倍に当たる200万人分を備蓄する方向で検討していることが4日、分かった。現在は新型インフルエンザ対策として備蓄しているが、新型コロナ対策として130万人分を追加発注する。安定供給のため、原料の国内生産も推進する。

 アビガンは富士フイルムホールディングス(HD)傘下の富士フイルム富山化学(東京)が開発。新型コロナウイルスのようなRNAウイルスの複製を阻み、増殖を抑える。マダニからうつるウイルス感染症や、エボラ出血熱の治療にも効果が期待される。

 新型コロナ治療薬としての承認に向け、3月31日から臨床試験(治験)が始まっている。効果が確認されれば政府は今夏の承認も視野に入れる。

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