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【ゴッホを語る】燃え立つような色 幾度も重ね 関西経済同友会代表幹事 池田博之さん

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関西経済同友会の池田博之代表幹事(永田直也撮影)
関西経済同友会の池田博之代表幹事(永田直也撮影)

 これまでも国内外の美術館を訪れることがありましたが、今回のゴッホ展ほど鑑賞して“疲れ”を感じたことはありませんでした。説明を伺いながら、一つ一つの作品に引き込まれるように見入ってしまったからです。特に「オリーヴを摘む人々」や「ポピー畑」など、ゴッホの晩年の作品群は強烈な印象を与えています。燃え立つように色を幾度も重ねる激しい筆致は、「私の言いたいことが、わからないのか!」と訴えているようにも感じました。

 関西経済同友会では、2025年に開催される大阪・関西万博の成功に向けさまざまな活動を展開しています。ただ、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成などといっても、根底には人間の豊かな感性がなくてはなりません。関西が魅力ある地域に発展するため、多くの方に優れた芸術作品に触れる機会が提供されることは大いに意義があります。

 関西経済同友会も、会員企業が所有する美術品を集めた展示会を大阪市内で開催しています。小学生対象の“対話型鑑賞プログラム”も実施されており、子供たちは大人には全くない視点でさまざまな発見をしてくれました。芸術に触れる大切さを感じたものです。

 海外では今、最前線で働く企業エリートが美術館を積極的に訪れたり、大学院で美術を学ぶケースなどが増えているそうです。関西で働くわれわれもまた、芸術から改めて何かを学んでいくべきでしょう。(黒川信雄)

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