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国重文・壬生狂言の衣装を新調

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新調された壬生狂言の衣装「雲龍図」=20日午後、京都市中京区の壬生寺(永田直也撮影)
新調された壬生狂言の衣装「雲龍図」=20日午後、京都市中京区の壬生寺(永田直也撮影)

 京都市中京区の壬生寺(みぶでら)で毎年節分と春、秋に上演される国の重要無形民俗文化財「壬生狂言」の演目の衣装が新調され、20日、報道陣に公開された。4月29日に始まる春の公演で初披露する。

 新調されたのは、打ち掛けの下に着る正絹の着物。銀ねず色に藤色がかった下地に、昇り竜が墨で描かれている。「道成寺」や「紅葉狩(もみじがり)」など力強い演目で着用することを想定して作成されたという。

 衣装を手掛けた友禅作家の澤井豊泉(ほうせん)さん(66)=同市右京区=によると、江戸時代の絵師、円山応挙の墨絵の竜を参考に、下絵は描かずに薄い墨を何度も吸い込ませて描いたという。同寺の松浦俊海(しゅんかい)貫主(かんす)(85)は「大変力強い竜が完成した」と話した。

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