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京都御所障壁画を公開 1月2日から京都国立博物館

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京都御所以外で初めてすべての面が公開される紫宸殿の「賢聖障子」=京都市東山区
京都御所以外で初めてすべての面が公開される紫宸殿の「賢聖障子」=京都市東山区

 京都国立博物館は1月2日から京都御所の紫宸殿(ししんでん)にある9面の障壁画を特別公開する。嘉永の大火(1854年)による焼失を免れた障壁画すべてが御所の外で公開されるのは初めてという。

 紫宸殿は京都御所の正殿で最も格式が高く、平安末期に大極殿が焼失して以降は即位などの重要な儀式も行われるようになったという。

 今回公開される障壁画は、紫宸殿の母屋(もや)中央にある高御座(たかみくら)の後方に立てられている障子「賢聖障子(けんじょうのしょうじ)」で、1792(寛政4)年に完成した各面縦2・5メートル、横2・6メートルで全9面。中央の一面には獅子・狛犬と、神亀文を負って出現した瑞祥(ずいしょう)を表す亀「負文亀(ふぶんき)」が描かれ、残る8面には中国の殷代から唐代にいたる賢臣が各面4人、計32人描かれる。賢臣の上には名前や功績が書かれた色紙が並んでいる。

 同博物館学芸部の福士雄也さんによると、仁孝(にんこう)天皇以降、明治、大正、昭和にいたる歴代天皇の即位を見守り続けた障壁画で、「貴重な機会なのでぜひ見てほしい」と話している。

 特集展示「京都御所障壁画紫宸殿」は1月2日~2月2日、午前9時半~午後5時(金土は午後8時)。一般520円、大学生260円、高校生以下と70歳以上は無料。

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