PR

「希望」テーマにプリピクテ国際写真賞展

PR

ジョアナ・ショウマリ「?a va aller」シリーズより
ジョアナ・ショウマリ「?a va aller」シリーズより

 2016年3月、西アフリカの国、コートジボワールの町でテロが起きた。写真家、ジョアナ・ショウマリ(1974年生まれ)にとって、現場のビーチは幼少時より親しんだ場所だったという。

 惨劇から3週間後、死を嘆く人々の邪魔にならないよう、彼女はアイフォンで浜辺を撮影した。そして布地に出力した写真に一針一針、糸で直接刺繍を施していった。

 彼女の地元では、精神的トラウマを抱えることは「弱さ」と捉えられ、人々は決まって「サ・ヴァ・アレ(きっと大丈夫)」と言う。ショウマリは刺繍をすることで、心の痛みを徐々に回復できた。

 ショウマリの作品シリーズ「?a va aller」(2019年)=は今年、スイスの財団が主催する「第8回プリピクテ国際写真賞」を受賞。28日まで、東京・代官山ヒルサイドフォーラムで開かれている同賞の国際巡回展「HOPE(希望)」で最終候補作家11人の作品とともに展示されている。無休。入場無料。

この記事を共有する

おすすめ情報