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春日若宮おん祭 17日に「お渡り式」

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 古都の師走を彩る春日大社摂社・若宮神社の例祭「春日若宮おん祭」が15~18日、奈良市の春日大社周辺で行われる。平安時代に始まった奈良の代表的祭礼は今年で884回目。17日には時代行列の「お渡り式」や神事の「お旅所祭」があり、古典芸能が次々と奉納される。

 おん祭は、「遷幸(せんこう)の儀」(17日午前0時)で若宮神社のご神体が大社参道そばのお旅所の仮殿に移り、「還幸(かんこう)の儀」で24時間以内に戻るまでの間に酒食を供え、芸能が奉納される。

 15日は、同市餅飯殿町の大宿所で巫女(みこ)がササの葉で湯をまく「御湯立(みゆたて)神事」(午後2時半、同4時半、同6時)などが行われる。

 17日は、正午に県庁前をお渡り式の行列が出発。芸能集団などの約千人がJR奈良駅前を経て、三条通りを大社一之鳥居へと進み、影向(ようごう)の松前での「松の下式」では田楽、猿楽が演じられる。お旅所祭は午後2時半ごろから神事が行われ、仮殿前の芝舞台で田楽や舞楽などが同10時半ごろまで奉納される。

 18日は、お旅所前で午後1時から「奉納相撲」、お旅所で同2時から「後宴能」があり、能の「花月」と「猩々(しょうじょう)」、狂言の「昆布売(こぶうり)」を予定している。

 17日は、「お渡り式」が出発する登大路園地などに桟敷(さじき)席が設けられる。問い合わせは市観光協会(0742・30・0230)。この日は交通規制があり、保存会、奈良署は公共交通機関の利用を呼びかけている。

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