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ノーベル賞吉野さん、故郷の小中学生に金言

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額に入れられた吉野彰さんのメッセージ。校内に掲示されている=吹田市立吹田東小学校
額に入れられた吉野彰さんのメッセージ。校内に掲示されている=吹田市立吹田東小学校

 ノーベル化学賞を受賞する大阪府吹田市出身の吉野彰さん(71)が故郷の子供たちに寄せたメッセージが10日から、市立小中学校計54校の児童、生徒に送られる。授賞式は日本時間で11日未明だが、現地の日付に合わせて配布を開始する。各校ではすでに額に入れて掲示されており、幼いころ、トンボ採りをした思い出を振り返った上で、好奇心の大切さを訴えている。

 受賞が決まった10月9日に市教育委員会が吉野さんにメッセージを依頼。同19日、小中学生の科学の取り組みをたたえる「米沢富美子こども科学賞」の表彰式で、吉野さんが電話で話したメッセージを、市教委がまとめた。

 メッセージはまず、「自分で将来の目標をしっかり決めてほしい」と要望。子供のころ遊んだトンボ採りに触れ、トンボはほかのトンボを追い返す習性を持っていると感じたと振り返った。その上で「好奇心を持っていると、おそらく、未来が見えてきます」とし、「みなさん目標と好奇心を持って頑張ってください」とエールを送っている。

 A4判1枚にまとめられ、末尾にサインがつけられた。10日から、各校のホームルームなどで約3万人の児童、生徒に配られる。吉野さんの写真とメッセージを入れた額は、全市立小中学校にすでに配布され、校内で掲示されている。

 市立吹田東小学校の宮本和彦校長は「ノーベル賞受賞は郷土の誇り。メッセージの言葉を糧に人生を歩んでほしい」と話した。

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