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災害時に臨時FM局開設支援 チーム発足、兵庫・養父で初訓練

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防災訓練で模擬放送を行う「Qねっと関西」のメンバー=養父市八鹿町
防災訓練で模擬放送を行う「Qねっと関西」のメンバー=養父市八鹿町

 関西の元アナウンサーや記者らが中心となり、臨時災害FM局を支援するチーム「Qねっと関西」が発足し、兵庫県養父市で10月に行われた総合防災訓練の模擬放送に初参加した。今後、大規模災害などが起これば被災地に駆けつける。

 「この放送は訓練放送です。本日は電波を出していません」-。10月27日に実施された総合防災訓練。特設ブースに放送機材を持ち込んだチームのメンバーたちは、スピーカーを使って模擬放送を行い、システムに問題がないか確認した。

 同チームは、大規模災害に伴う停電で被災者が生活情報などを入手できない事態に備え、災害関連の情報をFMラジオを通じて伝えようと今年6月に発足。現在、活動趣旨に賛同したNHKや民放の元アナウンサーら関西在住の放送関係OBら約30人が、ボランティアで参加している。

 大規模災害が起きればメンバーが現場に駆けつけ、自治体が開設する臨時FM局をサポート。災害情報やボランティアの受け入れ情報などを放送し、長期化する場合は地元住民らに放送を継続してもらう方針だ。

 本格的な活動はこれからだが、同チーム代表の吉井正彦さん(74)は「インターネットやSNS(会員制交流サイト)などで情報を共有できる時代になった。ただ、スマートフォンも電源が切れれば使えなくなるので、FMラジオで受信できる災害対応の臨時FM局の仕組みを考えた」と説明。ワイドFM対応のラジオの常備も呼びかけている。

 問い合わせは「Qねっと関西」(06・4256・2694)。

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