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G20で関西の飲食店 「食い倒れの街」アピール

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麺20玉を使った「G20焼きそば」に挑む男性客ら=兵庫県尼崎市
麺20玉を使った「G20焼きそば」に挑む男性客ら=兵庫県尼崎市

 28、29日に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を前に、地元・関西の飲食店では参加国の郷土料理やロゴ入りの菓子などG20にちなんだメニューが相次いで提供され、関係者らは「これを機に大阪の魅力を知ってもらいたい」と意気込んでいる。世界から注目を集める中、「食い倒れの街大阪」をどこまでアピールできるか。

 関西を中心に展開する「焼きそばセンター」の運営会社マルシェ(大阪市阿倍野区)は、麺20玉を使う特大の「G20焼きそば」をメニューに加えた。サミットの語呂に合わせ、3310円(税抜き)で大阪府と兵庫県尼崎市の計6店舗で29日まで提供している。各店舗1日1食限定で、予約が必要。麺を豚肉、キャベツなど5種類の具材とまぜ合わせ、総重量は通常の1人前の20倍に当たる約7キロにのぼる。

 大阪府と兵庫県に計20店舗を出店するレストランチェーン「ごちそう村」では、参加国・地域の代表的な料理を提供する「グルメサミット」を7月15日まで開催中だ。店舗数と参加国・地域数が同じ20であることに着目し、店舗ごとにそれぞれ別の国・地域の料理を提供している。豊中上新田店(大阪府豊中市)では南アフリカ共和国の煮込み料理「ポイキ」など、日本になじみのないメニューも。

 大阪市内で焼き肉店チェーンを展開する「萬野(まんの)屋」は、G20ならぬ「M20」と銘打ったキャンペーンを実施。G20開催前日の27日に1号店が20周年を迎えることにちなみ、25~27日に千円以上飲食した客1人につき黒毛和牛の赤身肉50グラムをプレゼント。1号店の星川敦店長(48)は「焼き肉を食べると笑顔になる効果がある。G20も笑顔が広がるような会合にしてほしい」と話す。

 サミット会場がある咲洲地区(大阪市住之江区)では、地元ホテルなどでつくる「大阪ベイエリアMICE」がオリジナルクッキーを限定販売。クッキーには「G20」の文字がプリントされ、パッケージにはG20のオフィシャルロゴがあしらわれている。

 りそな総合研究所は、約3万人が訪れる出席者らの宿泊、飲食などによるサミットの経済波及効果を、関西での約300億円を含め約500億円に上ると試算。荒木秀之主席研究員は「サミットの開催実績を通じて大阪の名前が広がれば、新たな国際会議の誘致や、2025年大阪・関西万博の集客にもプラスに働くだろう」としている。

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