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ドレスや花、理想を重視 変わる結婚式場選び

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5月末に開かれたチュールのイベントでは、「卒花」によるトークショーも行われた=東京都目黒区
5月末に開かれたチュールのイベントでは、「卒花」によるトークショーも行われた=東京都目黒区

 「自分らしい結婚式をしたい」というニーズの高まりに合わせ、理想の結婚式をサポートするネット上のサービスが、次々と誕生している。これまではまず式場選びから始まっていたが、ドレスや装花などの好みややりたいことを重視し、それを実現できる式場を選ぶ流れに変わりつつあるようだ。(油原聡子)

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 昨年6月に東京都内のホテルで結婚式を挙げた、東京都品川区の会社経営者、星野有紀さん(30)は結婚式準備のために、会員制画像投稿サイト「インスタグラム」を活用した。ウエディング専用アカウントを作り、準備の様子を投稿。「同じ時期に挙式をする人とつながりたかった。当日参列してくれる友人は驚かせたかったので相談できなくて」と説明する。

 結婚式を控えた花嫁はプレ花嫁を略して「プレ花」と呼ばれる。インスタグラムを通じてプレ花同士はもちろん、結婚式を終えた花嫁「卒花」との交流も盛んだ。星野さんは「招待状など作業の進捗(しんちょく)状況を参考にしたこともある。おすすめの印刷所やドレスについての感想も聞けた」。経験者らの率直な意見や具体的な情報が重宝されている。

 市場規模は減少

 矢野経済研究所の推計によると、挙式や披露宴などの市場規模は平成29年は前年比99・1%の1兆3960億円を見込み、4年連続の減少となっている。

 挙式や披露宴が減少傾向にある一方、SNSなどで花嫁同士が交流することで、「自分らしい式を実現させたい」とのニーズはいっそう高まっている。

 しかし、結婚式場をまず決める従来の選び方では、選べるドレスなどの情報が不足したまま契約してしまうこともあった。あるブライダル関係者は「提携業者以外の利用ができなかったり、追加で“持ち込み料”が必要になったりするケースも多かった」と指摘する。

 好みに合わせて

 オンライン上で結婚式準備ができるサービス「チュール」は今月スタート。ドレスやヘアメーク、式場など約100ブランドを紹介し、組み合わせは自由。見積もりも取れる。

 運営する「リクシィ」の安藤正樹社長はチュールのサービスについて、「やりたい式を実現させるため、契約した式場の提携業者以外を利用しようと式場と交渉する花嫁も増えていた」と背景を説明する。

 ドレスや装花も、チュールを通じて式場を予約した場合には、提携業者を利用しなくても追加料金がかからない。「花嫁も直接好きなショップとつながることができる。契約前から値段も分かり、安心して利用できる」と安藤社長。

 結婚関連情報サイト「プラコレウェディング」のウェディング診断も、理想に合わせたプランを選んでくれる。

 「ガーデンウエディング」や「和婚」など気になる形式や、予算などを選択すると、人工知能(AI)が分析し、おすすめの結婚式プランが会員ページに届く。さらに、好みに合わせてウエディングプランナーも紹介してくれる。契約前からチャットで詳しく相談することも可能だ。運営する「冒険法人プラコレ」の武藤功樹CEOは「診断を受けることでやりたいことが整理でき、イメージが膨らむ。より結婚式を身近に感じてもらえたら」と話している。

 4割が「逆プロポーズ」OK

 プロポーズを女性からしても良いと考えている女性が4割に上ることが、結婚式場の口コミサイトを運営する「ウエディングパーク」の調査で分かった。

 調査は今年4月、20~30代の女性197人を対象に実施。それによると、「プロポーズは男性からするものだと思うか」と尋ねると、40.2%が「女性からしても良いと思う」と回答。「特にこだわりはない」は9.6%だった。「男性からするものだ」と考える人は、「強くそう思う」(22.3%)、「そう思う」(27.9%)を合わせて、約半数だった。

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