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女性の髪の悩み…大切なのはバランスのとれた食事と運動

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 頭髪の悩みは男性だけのものではない。「ボリュームが減った」「うまくセットできない」-。こうした訴えで病院を訪れる女性が年々増えているという。女性の薄毛は男性の薄毛(AGA)とは仕組みが異なり、ホルモンバランスの乱れや生活習慣などさまざまな要因が絡んで起こる。髪の健康を保つには、どうすればいいのだろうか。(藤井沙織)

 増える40、50代の来院

 「知り合いに『頭蓋骨が見える』といわれショックを受けた」「外出には帽子やウィッグが欠かせない」

 薄毛治療専門の「脇坂クリニック大阪」(大阪市北区)には、40、50代を中心とする女性の外来も増えてきたという。「10年前に比べ3倍以上。治療の認知度が高まっているのでは」と脇坂長興(ながおき)院長。そこで今年4月には、気兼ねなく来院できるようにと、女性専門の「脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪」(同)を開院した。

 女性の薄毛の原因は、女性ホルモンの減少や血流が悪くなることのほか、栄養不足にストレスなどさまざま。タイプは、主に、全体的に髪が薄くなる「びまん性脱毛症」と、出産後の女性ホルモンの変化による「分娩(ぶんべん)後脱毛症」、髪を引っ張り続けることによる「牽引(けんいん)性脱毛症」、女性の男性型脱毛症で、前頭部がM字型にあがる「FAGA」-があるという。

 目指すは「年相応」

 女性の患者に対し、頭髪と身体の状態を問診した後、頭皮と頭髪の状態を診察。生活習慣などについて必要なアドバイスを行うほか、患者が希望すれば、外用薬や内服薬などを使った治療を行う。

 半年ほどで頭頂部の地肌が透けなくなり、「悩みから解放された」という患者も。ただし、「治療しても若い頃のようにフサフサにはなりません」と脇坂院長。「髪は毛穴からしか生えませんし、死んだ毛根からは生やせません」。患者はつい20、30代の頃の自分を思い描いてしまうが、「目指せるのはあくまで年相応」。それ以上のボリュームを出したいなら、ウィッグを着けるしかない。

 「寝る前にストレッチをするだけでも違います」

 年を重ねれば髪は自然と質が落ち、薄くなっていくもの。女性患者の治療経験が豊富な「ウィメンズヘルスクリニック東京」の浜中聡子院長は「流れは止められませんが、緩やかにはできます」と話す。

 必要なのは「健康のための生活習慣と同じ」。まずはバランスの良い食事。特に髪の主成分はケラチンとよばれるタンパク質なので肉や魚をしっかりとる。一年で最も髪が抜けやすいのは夏バテで食事バランスが崩れた後の晩夏から秋口にかけてといい、「免疫力が落ちれば、髪が最初に犠牲になります」。

 運動も大切だが、「やれるならやってますよね」と浜中院長も苦笑い。時間がない人は「正しい姿勢で歩き、寝る前にストレッチをするだけでも違います」。それでも、いつまでも若いままでいられるわけではない。浜中院長は「年相応というものを、上手に受け入れていくことも大切」と話している。

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