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女子に広がる「双子コーデ」 ゆる~くつながる安心感

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「双子コーデ」を楽しむ女子高生=東京・原宿(村島有紀撮影) 仲のいい女性同士でそろいの服を着るコーディネート「双子コーデ」が、10~20代前半の女性の間で大流行している。スカートを色違いで合わせるなど、双子のような女性が春頃から、繁華街やテーマパークで目立ち始めた。カップルが親密さをアピールするかつてのペアルックと違い、おしゃれのセンスを駆使したり、写真に収めたりして友達とのつながりを楽しんでいるようだ。

 若者でにぎわう東京・原宿。双子コーデ姿は一人でおしゃれをするより目立つ。そろいのジージャンで歩いていた滋賀県草津市の大学2年、藤田彩希さん(19)と神奈川県大和市のフリーター、川上まゆさん(18)は昨年、名古屋市のライブ会場で知り合った。この日は一緒にジージャンを購入し、同じ赤い口紅で双子コーデを完成させた。「好みが似ている。仲の良い証拠」と藤田さん。

 静岡市から来たアルバイトの22歳の女性2人は、白いニットに色違いのロングスカート。都内のライブに行く途中で、「イベントで双子コーデだと盛り上がる」。色違いのパーカに制服風スカート姿の2人は都内の高校1年で16歳。「写真を撮るのが楽しい」と、自分たちを撮影した写真を見て喜ぶ。

 テーマパークも双子コーデの女性が多い場所だ。サンリオピューロランド(東京都多摩市)では今年、双子コーデの来場者が増えた。広報担当者は「かわいい写真が撮れると、人気があるようだ」と話す。

 双子コーデは3、4年前に始まり、全身同じではなく、センスを必要とする組み合わせ方が増えてきた。婦人服通販サイト運営「夢展望」(大阪府池田市)が7月、10~20代中心の女性利用者470人に実施した調査では、双子コーデ経験者が55%に上った。

 マーケティングライター、牛窪恵さんの話

「双子コーデは制服ファッションが進化し平成22年ごろから流行し始めた。いじめ問題が深刻化し、人と違うとたたかれる空気がある中、緩くつながることで安心感が得られる。絆を強める手段ではないか」

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