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吉田都、バレエ人生の集大成 引退公演 NHK・BS放送

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引退公演の終演後、カーテンコールに応え、あいさつをする吉田都さん(C)Kiyonori Hasegawa
引退公演の終演後、カーテンコールに応え、あいさつをする吉田都さん(C)Kiyonori Hasegawa

 「NHKバレエの饗宴(きょうえん)」特別企画として、世界的バレエダンサー、吉田都(53)の引退公演「Last Dance-ラスト・ダンス-」(東京・新国立劇場、8月7、8日上演)が10月7日午後8時から(再放送・同月14日午前10時)、NHK・BS4Kで放送される。また、BSプレミアムでも放送予定。

 引退公演は、プロのダンサーとして踊ってきた35年間の集大成として吉田自らがプロデュース。まず、吉田は「自分のバレエ人生を振り返るイメージで選んだ」というアシュトン振り付け「シンデレラ」第3幕から、トゥシューズを手に舞踏会を思い出すソロを踊った。

 続いて、同じくアシュトン振り付け「誕生日の贈り物」で、吉田は英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル(最高位のバレエダンサー)だったマーゴ・フォンテインのために作られたメインパートを初めて踊った。細かいステップが途切れることなく続き、高度な技術が必要だが、優雅さを備えつつ軽やかに舞った。

 3つ目の演目は、ピーター・ライト振り付け「白鳥の湖」第4幕のパ・ド・ドゥを。「白鳥の湖」は、吉田が初めて主役を務め、数えきれないほど踊ってきたという作品だ。

 吉田にとってまさに最後の踊りとなったのは、同じくライト振り付けの「ミラー・ウォーカーズ」のパ・ド・ドゥで、英国ロイヤル・バレエ団当時の盟友、イレク・ムハメドフと踊った。最後のポーズを決めると、拍手喝采の嵐の中、会場は総立ちになり、カーテンコールが何度も繰り返された。

 引退公演には英国、日本のバレエ団の主役級ダンサーら二十数人が集結。吉田が得意とする作品を「踊り継ぐ」との思いを込めてステップを踏み、花を添えていた。(水沼啓子)

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