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角川博「広島ストーリー」 初めて歌う故郷、思い熱く

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角川博「広島ストーリー」 初めて歌う故郷、思い熱く

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 32年ぶりの日本一を目指す広島東洋カープを中心に、広島の街が真っ赤に燃えている。その故郷を角川博(62)が歌うのが「広島ストーリー」。初めて歌う故郷の歌が有線の演歌問い合わせランキング1位(9月集計分)にも輝き、角川の心中も広島の街と同様に熱い。

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 「今年歌うなら、広島を応援するつもりで広島の歌を。そう考えていました」

 作詞・作曲は松山市在住のレーモンド松屋に依頼した。「松山の人なら瀬戸内海の向かい側だし、客観的に広島を見てくれる」との思いからだった。

 同曲をレコーディングしたのは今夏。カープが25年ぶりのリーグ優勝に向けて盛り上がっていたさなかのこと。曲調がややアップテンポのため、「今までのファンにはとっつきにくいかな」との思いもあったが、「違うところのお客さんも取り込めれば」との願いも込めて歌った。

 広島のご当地ソングというのは意外に少ない。北島三郎の「尾道の女」や水森かおりの「安芸の宮島」などはあるが、タイトルにずばり「広島」と入った曲はなかなかなかった。

 「今、広島が盛り上がってるんで、全国で歌い、広島に行ったことがない人にも来てもらいたい」との思いは地元出身だからこそ。だが、月に2、3日は広島入りして故郷を盛り上げている思いの熱さとは裏腹に、「あまりに思い入れが強いと、プロとしていやらしくなる。プロとしては抑え、普段歌うよりも客観視して歌った」という。

 カップリングの「負けない魂」もカープに通じる部分があるが、「原爆から復興した頑張りや根性的なものはどこにも負けないパワフルさがある」という広島の歴史にも基づいている。

 カープとともに、この曲でさらなる黄金期を目指す角川の代名詞的な曲にもなりそうだ。(兼松康)

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