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家計資産、11年ぶり減少 3月末、1845兆円 株価大幅下落響く

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 日本銀行が25日発表した令和2年1~3月期の資金循環統計(速報値)によると、家計が保有する金融資産の残高は3月末時点で前年同月比0・5%減の1845兆円だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた2月以降の株価の大幅下落が響いた。年度末に当たる3月末時点では、リーマン・ショック後の平成21年3月末以来、11年ぶりのマイナスとなった。

 内訳は現金・預金が2・1%増の1千兆円。年度で見ると過去最高を記録し、お金を貯蓄に回す安全志向の強さを示した。株式などは11・9%減の178兆円、投資信託は11・7%減の63兆円だった。

 民間金融機関の貸出金残高は4・4%増の909兆円とこれまでで最も多くなった。企業、家計向けとも増加傾向が続いたほか、感染症拡大によるドル資金需要の高まりを背景に海外向けが21・7%伸びた。

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