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コロナ影響長期化で不良債権化も 日銀、5月会合で懸念

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日本銀行本店=東京都中央区(早坂洋祐撮影)
日本銀行本店=東京都中央区(早坂洋祐撮影)

 日銀は19日、4月と5月に開いた計2回の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。新型コロナウイルス感染症に打撃を受ける中小企業などへの資金繰り支援策を決めた5月の臨時会合では、複数の委員から、感染症の影響長期化によって金融機関の貸し出しが不良債権化することへの懸念が示された。

 8年半ぶりに開催した5月22日の臨時会合では、中小企業などに向けた政府の無利子・無担保融資制度を後押しするため、金融機関に有利な条件で資金を供給する支援策の導入を決めた。

 複数の委員は、感染症の影響が長引く可能性があり、企業の資金繰りを長い期間にわたって支える必要性もあり得ると指摘した。貸し出しが不良債権となることによる銀行の財務悪化などに懸念が示されたほか、企業の資本が損なわれる恐れもあるとの意見が出た。

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