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医療物資融通へ国際枠組み 豪などTPP3カ国と検討

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参院決算委員会で答弁する西村康稔経済再生担当相=15日午後、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)
参院決算委員会で答弁する西村康稔経済再生担当相=15日午後、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)

 西村康稔経済再生担当相は15日の記者会見で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に加盟するオーストラリアとニュージーランド、ベトナムの3カ国と近く電話会談し、医療物資などを融通する枠組み作りを進めたいとの考えを示した。新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクなどの輸出を制限する動きが多発したことに対応するのが狙い。

 西村氏は、新型コロナが国際政治・経済に与える影響を分析するため、東大大学院の久保文明教授を座長とする有識者懇談会を開催することも明らかにした。初会合を17日に開き、議論を経済財政運営の指針「骨太方針」に反映させる。

 TPPをめぐっては、加盟11カ国が今年8月ごろにメキシコで閣僚会合を開いてタイの新規加盟を話し合う予定だった。閣僚会合は新型コロナの影響でテレビ会談への変更を検討しているが、タイ国内でTPPへの反対論が噴出しており、交渉入りの遅れが避けられないとの見方も出ている。

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