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かんぽ不正で株主に謝罪 社長「二度と起こさない」

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 かんぽ生命保険は15日、東京都内のホテルで株主総会を開いた。保険の不正販売が発覚してから初の株主総会だが、新型コロナウイルス感染対策で同社が株主に出席を見合わせるよう呼びかけたことなどから、出席した株主は109人で、質問も1問のみ。30分足らずで終了した。

 株主総会の冒頭、千田哲也社長は一連の不正販売について「みなさまに多大な心配をおかけしたことを深くおわびします」と謝罪。その後、株主から事前に受け付けた質問を4問読み上げた上で、千田社長などが回答した。

 会場から出た質問は、かんぽ生命の社員が、新型コロナ対策として政府が実施している持続化給付金を申請していたことについてで、この株主は「(この株主総会で)おわびがないことに憤りを感じている」と指摘。千田社長は「こうした不祥事が出ている中で、持続化給付金を申請した社員がいたことについて、社長としておわび申し上げます」と述べた。同社では18人が申請し2人が既に受け取ったが、全員が返金か申請取り下げの手続きを行っているという。

 同社によると、昨年の株主総会には239人が出席、7人の株主から8つの質問が出た。今年の株主総会は新型コロナ対策のため、ネット配信も行っており、再生回数は911回だったが、質問はできないという。株主総会に出席した会社員の男性(52)は「こんな株主総会なら、経営陣も変革の必要がないと思ってしまう」とがっかりした様子だった。

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