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元年度補正予算案の規模3兆1946億円 赤字国債は2兆2297億円を発行

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財務省の外観=東京・霞が関(宮崎瑞穂撮影)
財務省の外観=東京・霞が関(宮崎瑞穂撮影)

 政府が13日にも閣議決定する令和元年度補正予算案の全容が12日、判明した。予算規模は3兆1946億円。台風災害からの復旧や景気減速回避のための経済対策を中心に、歳出の追加額を5兆2203億円とする一方、経費関連などで2兆258億円の減額補正を行った。歳入に関しては、今年度の国の税収が見込みより減ったため、赤字国債を2兆2297億円発行する。赤字国債発行は3年ぶり。

 歳出は、経済対策に4兆3030億円をあてる。3つの柱のうち、1つ目の「災害からの復旧・復興と安全・安心の確保」に2兆3086億円。この中で自然災害からの復旧・復興の加速に6907億円、防災・減災、国土強靱化の推進に8557億円-をあてた。

 2つ目の柱の「経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への重点支援」には9173億円を計上。中小規模・小規模事業者の生産性向上支援に3847億円、農林水産業の成長産業化と輸出力強化に3428億円、就職氷河期世代の支援に86億円-とした。

 3つ目の柱の「未来への投資と東京五輪・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持・向上」は1兆771億円。このうちイノベーション(技術革新)の社会普及などに4833億円、切れ目ない個人消費の下支えに1634億円、外国人観光客6千万人時代を見据えた環境整備に305億円-とした。

 経済対策以外では、地方交付税交付金に7481億円、その他の経費に1692億円をあてた。

 歳入は建設国債を2兆1917億円発行するほか、前年度からの剰余金受入で8016億円、税外収入で1881億円など。税収が2兆3150億円下振れしたことを踏まえ、赤字国債も発行する。

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