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「5G整備で世界をリード」小池百合子都知事が表明 官民共同で推進

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大井ホッケー競技場の完成披露式典であいさつする小池百合子知事=17日午前、東京都品川区
大井ホッケー競技場の完成披露式典であいさつする小池百合子知事=17日午前、東京都品川区

 東京都の小池百合子知事は29日、高速大容量の次世代通信システム「5G」(第5世代)と先端技術を活用し、世界最先端のスマートシティを目指すとした都市づくりの方針を表明した。新規参入の楽天を含めた大手通信キャリア4社と連携し、東京五輪・パラリンピックが開催される来年以降、5Gのインフラ整備を進め、東京から国内全域に取り組みを広げる態勢を構築する。

 小池知事は大手通信会社ヤフー元社長の宮坂学・都参与とともに会見。北京で視察した自動運転車両や無人のコンビニエンスストアなどについて触れ「中国の方が進んでいる面もある。東京は世界での都市間競争に勝ち抜く上で5Gの整備は必須だ」と強調した。

 5Gと最先端技術によって、離れた場所にいる専門医がロボットを使って治療や手術もする遠隔医療や、車両の自動運転などが可能になり、都民の生活の質向上にもつながることを小池知事は指摘し、都として5Gを活用したインフラ整備を進める意向を示した。

 具体的な整備概要については宮坂参与が説明。都は通信キャリアによる5G基地局の設置促進策として、設置可能な都保有施設などをデータベース化して情報提供し、ワンストップ窓口を設置して手続きの簡素化を進める。

 宮坂参与は「今秋にも通信キャリア4社との意見交換の場を設けたい」と話した。重点整備エリアについては、五輪・パラの競技会場やその周辺、利用者が多い都庁周辺や都立大(現・首都大学東京)などを挙げた。

 小池知事は「官民共同で取り組むことで、5Gの利用拡大を東京から国内全体につなげたい。東京が世界のどの都市よりも5Gを活用したスマートシティになることを目指す。それが来年の東京大会のレガシーになる」と意気込んだ。

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