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KDDI、違約金1000円プラン 大手初、5G見据え先行

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記者発表会で写真撮影に応じるKDDIの高橋誠社長(左から2人目)=28日午前、東京都渋谷区
記者発表会で写真撮影に応じるKDDIの高橋誠社長(左から2人目)=28日午前、東京都渋谷区

 KDDI(au)は28日、10月から開始する携帯電話料金の新規制に対応し、2年契約の途中で解約した場合にかかる違約金を現行の9500円から千円に引き下げた新プランを発表した。新規制対応のプランの発表は携帯電話大手では初めて。楽天が10月から携帯電話事業に新規参入するのを控え、携帯各社の価格戦略が活発化しそうだ。

 KDDIが発表したのはデータ容量が無制限で、米動画配信大手ネットフリックスの番組見放題サービスをセットにしたプラン。9月13日から提供を始める。

 利用料は月額5880円(税別)で、家族2人以上の携帯回線契約や固定のインターネット回線の契約が条件。現行の同等プランに比べ最大2400円の値下げとなる。さらに半年間限定で千円値引くキャンペーンを実施する。いつでも解約できるよう2年の定期契約にしない場合は、月額料金が170円割高になる。

 第5世代(5G)移動通信システムの実用化を目前に控え、主力にしたい無制限プランでの対応をいち早く示した形だ。KDDIの高橋誠社長は東京都内で開いた記者発表会で「今回のプランは(値下げに)かなり踏み込んだ。先行する韓国など、海外と比べても5Gで周回遅れになるわけにはいかない」と述べた。通信利用量に応じて月額料金が変わる低価格向けなど、ほかの料金体系での対応は後日発表するとした。

 利用者が携帯会社を乗り換えやすくするため、総務省は10月から導入する携帯電話料金の新規制で違約金の上限を千円にした。NTTドコモやソフトバンクも違約金を9500円に設定しており変更を迫られている。楽天が9月上旬にも携帯電話事業の料金を発表する予定で、各社も料金プランの見直しなど対応を相次いで公表する見込みだ。

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