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日本ペイント、3000億円で豪州塗料大手買収

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 日本ペイントホールディングス(HD)は17日、オーストラリアの塗料大手「デュラックス・グループ」を約3000億円で買収すると発表した。デュラックス社は豪州やニュージーランドでの塗料首位。中国を主力としたアジア地域を中心に海外事業を強化してきた同HDは、豪・ニュージーランドに販路を広げる。8月中旬ごろまでの全株式取得を目指す。買収資金は借入金で賄う。

 デュラックス社は建築用塗料に強みを持ち、豪・ニュージーランドで市場シェア47%を占める。オーストラリア証券取引所に上場している。

 日本ペイントHDは、日本国内の市場が伸び悩む中、海外事業が売上高の7割を占め、そのうち8割が中国を含むアジア事業に偏重している。だが、平成30年12月連結決算では、中国事業の鈍化も見られ、M&A(企業の合併・買収)戦略にたけた産業革新投資機構(JIC)前社長の田中正明氏を今年3月、会長に選任するなどして海外事業のテコ入れを図っていた。

 デュラックス社買収により、中国を中心としたアジアの成長市場だけでなく、安定成長を期待できる豪・ニュージーランド市場の確保につなげ、事業基盤の強化を図る。

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