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景気「緩やかに拡大」 日銀総裁、支店長会議で

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日銀本店で開かれた支店長会議に臨む黒田総裁=8日午前
日銀本店で開かれた支店長会議に臨む黒田総裁=8日午前

 日本銀行の黒田東彦総裁は8日、東京都内の本店で開いた支店長会議であいさつし、国内の景気は輸出と生産に海外経済の減速の影響が見られるものの「緩やかに拡大している」と述べた。直近3月の金融政策決定会合で示した見方を維持した。

 先行きの景気に関しても「当面、海外経済の減速の影響を受けるものの、緩やかな拡大を続けるとみられる」で据え置いた。物価は、目標とする上昇率2%に向け「徐々に上昇率を高めていく」とし、現行の大規模な金融緩和の枠組みを継続する考えを示した。

 中国を中心とした海外経済の減速を背景に、国内の景気回復は鈍化傾向が強まっている。日銀が今月1日に発表した企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の景況感が6年3カ月ぶりの大幅悪化となった。

 会議では、各支店長からの報告を基に、個人消費や設備投資、生産など地域経済の現状を確認。日銀は8日午後、全国9地域の景気判断をまとめた地域経済報告(さくらリポート)を公表する。

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