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【プロが指南 就活の極意】面接は「論理性」と「情熱」のバランスを

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就職活動が本格的にスタートし、企業の合同説明会に大勢の学生が集まった=3月1日、大阪市住之江区のインテックス大阪(前川純一郎撮影)
就職活動が本格的にスタートし、企業の合同説明会に大勢の学生が集まった=3月1日、大阪市住之江区のインテックス大阪(前川純一郎撮影)

 就職活動で最も重要なのは「面接」です。なぜなら、最後は面接で終わるからです。エントリーシートやWEBテスト、グループディスカッションなど、さまざまな選考がありますが、企業によっては実施しないケースもあります。しかし、面接選考がない企業はほとんどないでしょう。

 就活生から「面接のコツを教えてほしい」とよく聞かれます。

 個人的には「論理性」と「情熱」の2つの軸のバランスがしっかりとれていることが重要だと考えています。

 ・論理性:相手の質問の意図に的確に答えられているか、簡潔に答えられているか

 ・情熱:人柄や雰囲気、一緒に働きたいと思われるかどうか

 業界や職種によっては、どちらか一方に偏っていても評価されますが、基本的には2つが備わって初めて意味をなすと考えています。

 情熱の部分はいかに本音で話せるかにもつながってきますが、最近の就活市場では、「論理性」の部分が強く評価軸として掲げられてしまい、“就活マニュアル化”が進んでいる印象があります。

 例えば下記のようなやり取りがあったとします。

 面接官「学生時代に頑張ったことを教えてください」

 就活生「はい、私はダンスサークルに力を入れました」

 面接官「ダンスは昔からやっていたの?」

 就活生「いえ、大学から始めました。今まではサッカーをやっていたのですが、新しいことを始めたいと思い、新歓で見たダンスパフォーマンスに感動して入りました」

 面接官「なぜ新しいことを始めたかったの?そのままサッカーやればよかったんじゃない?」

 就活生「もちろんサッカーも考えたのですが、10年以上サッカーをやっていく中で周りの友人からさまざまな活動を聞いて興味を持ち、大学から上京してきたので、心機一転新しいことに挑戦して今までとは異なる環境に身を置きたいと思ったからです」

 面接官「せっかく10年サッカーやっていたのにもったいないんじゃないの?あんまり継続力もなさそうだから、うちに入社しても新しいことをやりたいと思って辞めちゃうんじゃない?」

 就活生「…」

 ここで注目してほしいのは、「新しいことに挑戦したい理由」についてです。学生のほとんどは理性や直感で判断することが多く、根拠を問われても答えられないことが多いです。

 準備不足といえばそれまでなのですが、受かるためには結局“就活マニュアル化”してしまうのです。例えばさっきのやり取りの例だと下記のようになります。

 質問:なぜ新しいことに挑戦しようと思ったのか。

 【就活生の本音】

 サッカーに飽きたのも若干あるし、ダンスがカッコいいし女の子と遊べそう。

 【面接時の建前】

 サッカーでは当初の目標だった県大会ベスト8出場を果たしたことで、自分の中ではある程度の区切りがつきました。また中学時代のダンスの授業でダンスの魅力も感じていたので、高校まではサッカーをやり、大学ではダンスをやろうと決めていたんです。

 面接という非現実的空間だと、誰しもが背伸びをしてしまうのは仕方ありません。しかし新卒採用はあくまでポテンシャルを見て判断するものです。マニュアル化した内容は論理的でも情熱が欠けることが多いです。「論理性」と「情熱」の2つの軸のバランスがしっかり取れていることが重要だということを覚えておいてください。 「内定塾」講師 齋藤弘透

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 内定塾:http://www.naitei-jyuku.jp/

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