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任天堂、LINEと協業 コンテンツ戦略

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アナリストや報道陣に、経営方針について説明する任天堂の古川俊太郎社長=1日午前、東京都千代田区(織田淳嗣撮影)
アナリストや報道陣に、経営方針について説明する任天堂の古川俊太郎社長=1日午前、東京都千代田区(織田淳嗣撮影)

 任天堂は1日、東京都内で経営方針説明会を開き、無料通信アプリ大手のLINE(ライン)とスマートフォンやタブレット向けのゲームアプリ事業で協業すると発表した。今年秋には、東京・渋谷にキャラクターグッズなどを販売する直営店を国内で初めて開設することも発表。本業のゲーム機・ソフト販売以外の収益拡大を図る考えだ。

 ラインとはアクションパズルゲーム「ドクターマリオ ワールド」を共同開発。今年初夏をめどに日本、米国を含む世界約60カ国で配信する。古川俊太郎社長は「ラインは日本におけるメッセージアプリの代名詞。ゲームアプリを広げる上で大きな基盤になる」と期待感を示した。

 任天堂はディー・エヌ・エー(DeNA)と提携し、平成28年に「スーパーマリオ ラン」を配信したのを皮切りにゲームアプリ市場に参入。昨年9月にはサイゲームス(Cygames)と共同で「ドラガリアロスト」を配信するなど、これまでゲームアプリ向けに5本のゲームを発表している。

 ただ、参入当初の目標だった年間3本以上の配信は達成できていない。3月末までに配信する予定だった「マリオカートツアー」は今夏に延期した。売上高に占めるゲームアプリの割合は3・3%にとどまっており、出遅れ感は否めない。任天堂はラインの顧客基盤を生かし、アプリ事業の拡大を図る考えだ。

 また、今秋に開業が予定されている東京・渋谷のパルコ新店舗に、国内初の直営店「ニンテンドートウキョウ」をオープンする。300平方メートル以上のスペースでゲーム機やキャラクターグッズの販売のほか、ゲームの体験会、イベントも行う。任天堂のグッズを販売する直営店は、米ニューヨークに次いで2店目。国内での情報発信の新たな拠点とする。

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