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屋外からスマホ→AIスピーカーで家電操作 LINE、来年3月までに開始

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屋外からスマホ→AIスピーカーで家電操作 LINE、来年3月までに開始

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 無料通信アプリのLINE(ライン)が、人工知能(AI)を使った音声認識スピーカーとスマートフォンのアプリを連携させ、屋外から自宅にある家電の操作などを可能とするサービスを来年3月までに始めることが26日、分かった。米国のIT大手のAIスピーカーが上陸間近といわれる中、LINEは無料通信アプリで培った企業との連携を活用して機能の差別化を図る考えだ。

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 日本語の音声をAIが認識して家電操作などができるLINEのスピーカー「ウェーブ」は、音楽再生やアラームのセットなどに機能を限定した先行版の出荷を今月23日から開始。今秋には赤外線通信機能を使い、音声で家電操作やニュースの読み上げなどができる正式版を発売する。

 屋外からの操作が可能となるのは正式版の発売以降。外出先から、スマホなどのLINEアプリを通じてウェーブを操作できるようにする。ウェーブはインターネットを通じて指示を受けると、赤外線を発してエアコンや掃除機などの家電を動かす。

 また、ウェーブへの音声による操作では、食べ物の出前や宅配便の再配達依頼、荷物の問い合わせなども今年度内に可能にする。配達場所など細かい指示はLINEのアプリを補助的に使うことも検討する。LINEは「より多くの人が利用しそうなものから、順次実現していく」(幹部)方針だ。

 正式版は当初、ネット上でのみ購入申し込みを受け付けるが、一般家庭への普及拡大を狙い、年内には家電量販店やLINEのキャラクターグッズショップなどにも販路を拡大する。ウェーブによる家電操作のための最適な配置方法などをアドバイスするサポートも、各企業と連携して行うという。