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富士重社長「33年に独自EV投入」 スバルのブランド磨き

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富士重社長「33年に独自EV投入」 スバルのブランド磨き

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 富士重工業の吉永泰之社長は20日までに産経新聞のインタビューに応じ、「平成33年にスバルらしい走りを楽しめる電気自動車(EV)を投入したい」と述べた。30年に発売するプラグインハイブリッド車(PHV)に加え、EVも開発し環境規制に対応する。

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 富士重が主力市場とする米国では、30年から販売台数の一定割合をEVやPHVにする規制が始まる。吉永社長は「規制に合わせて(環境対応車を)投入する」と説明。高級EVを販売する米テスラモーターズを例に挙げ、「EVの概念を変えるような車種を投入したい」と話した。

 ハイブリッド車(HV)は提携するトヨタ自動車から技術供与を受けたが「(他社のような)航続距離の短い街乗り用は想定していない」として独自に開発する方針を示した。

 また、創業100周年を迎える来年4月に社名をブランド名の「スバル」に変更することについては「ブランドを磨く一環。社名を統一して力を結集したい」と説明した。

 富士重は29年3月期の世界販売目標を105万台として、初の100万台超えを計画する。30年度には生産能力を約113万台まで増やす計画で、吉永社長は生産体制について「当面は大丈夫だ」と語った。

 三菱自動車に端を発した燃費データ不正問題については「自動車産業(全体)が不正をやっていると思われるのを心配している」と危機感を示した。(会田聡)