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レスリング女子の栄監督が敗訴 パワハラ告発内容リーク

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東京地裁(桐原正道撮影)
東京地裁(桐原正道撮影)

 レスリング女子で五輪4連覇した伊調馨選手らへのパワーハラスメントで告発された日本レスリング協会元強化本部長の栄和人(さかえ・かずひと)・至学館大監督が、虚偽を含む告発内容を週刊誌などにリークされ名誉を傷つけられたとして、伊調選手を指導していたコーチの田南部力(たなべ・ちから)氏に330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、栄監督の請求を棄却した。

 栄監督側は、告発には田南部氏しか知り得ない情報が含まれているとして「代理人の弁護士に依頼し、多数の虚偽内容をリークさせた」と主張したが、成田晋司裁判長は、この弁護士が告発内容は主に他の関係者からの情報に基づくと否定しているとして「原告の主張には証拠がない」と判断した。

 判決によると、東京都の弁護士が平成30年1月、協会幹部による選手へのパワハラなどを訴える告発状を内閣府公益認定等委員会に提出。協会が設置した第三者委員会で一部が事実と認定された。

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