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群馬・桐生で山火事、男性1人けが、たき火が原因か

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消火活動が続く山林火災の現場=25日午後2時、群馬県桐生市
消火活動が続く山林火災の現場=25日午後2時、群馬県桐生市

 栃木県足利市の両崖(りょうがい)山(251メートル)一帯の山林で起きた火災に続き、群馬県桐生市でも25日に山火事が発生した。けが人が1人出る事態となった。県などによると、火災は広範囲に拡大。焼損面積は同日午後4時時点で約30万平方メートルに上る。ただ、住宅への延焼は確認されていない。下火になったもようだが、県警などは住民に注意を呼び掛けている。

 桐生署によると、同日午前10時ごろ、桐生市黒保根町上田沢で山林が燃えていると近くの住民が119番通報した。近くに住む男性(79)が消火作業中に両脚と顔面にやけどを負ったが搬送時、意識はあった。命に別条はないということだが、身元は明らかにされていない。

 桐生署によると、やけどを負った男性は、「ドラム缶の中で火をたいて枯れ草を燃やしており、下草に火が燃え移り広がった」などと話しているという。

 出火当時、県内には乾燥注意報が発令されていた。県の要請を受けた山梨県や陸上自衛隊のヘリコプターが上空から散水した。

 桐生市は、隣の栃木県足利市の山火事の消火作業に応援として派遣していた消防隊を呼び戻すなどして、消防本部から17台(49人)、消防団が9台(56人)が出動し、消火活動やダムの水の安全管理などに当たった。

 また、市は市内に自主避難所1カ所を設置し、夕方までに3世帯4人が避難していると明らかにした。火災現場から約1キロ南の地点に住む80代女性は「午前10時ごろに、山の方で火の手が見えた。怖くて足が震えた。時間がたつにつれて、自宅からは炎が見えなくなったが、青空に煙が勢いよく出ているのが見えた」と話した。

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